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ふたつの塔

 
 寄り道でこちらのお寺へ
 
 
 
 
 この門を初めて観たのは数十年前
 
 相も変わらない人の数
 
 
 
 

 
 庭園内
 たまたま ふたつの塔を撮影できるポイントで
 
 

  
 TV放送の受け売りで
 
 どちらの塔も同様の耐震性技術であるらしい。
 
 俗に言う『制震』
 
 震えを制する → 変形を制する → 変形量を抑えエネルギーを吸収
 
 当方意匠屋は、この程度の知識
 
 それにしても先人の技には・・・・敬服
 
 
 
 昨今は、木造住宅用に多種多様な制震と称するものがあります。
 制震装置は、相当な変形を伴わないと効果が薄いと
 耳にしたこともあり
 今後の有用性情報を待った方が良いのかもしれません。
 
 
 付けたことにより変形が10%軽減とすれば
 層間変形角1/150が1/167程度
 変形量 階高2.7mで18mmが16mm程度
 数値的には、微妙な感じですが
 倒壊限界に近い変形時には
 倒壊するか 傾きながらも空間を確保できるかになるので
 大地震時には効果が期待できるのでは?
 という感じですかね。
 ただ地震は、余震も必ずあるので
 その時に効果があるのかも?
 
 です。
 
 建築基準法の生命を守るという主旨からすると
 制震装置の役割を納得できますが
 変形量が倒壊限界に近いまでとなると
 住宅が補修程度で再使用可能となるとは一般的に考え難いと思います。
 (建て直しか 直すかになるような費用ではないのかな?)
 
 建て主の望む耐震性とは、大地震でも補修程度で済む住宅ではないでしょうか?
 その為に制震装置を設置するならばお勧めですよね。
 しかし
 現在の様な強度型住宅の場合
 設置以前に住宅自体に相当な耐震性を持たせなければ
 その様なこと無理ではないかと思われます。
 そうなると変形量が小さくなるので制震効果が薄い
 と堂々巡り・・・・
 
 となり
 現時点では、付けないより付けた方が良いのでは?程度の結論で
 (一番は、対費用効果ですが・・・)
 
 
 
 
 それはそれで・・・
 いままで訪れた中で最高の快晴
 
 
 
 
 ゴンドラ作業が
 邪魔な存在と感じさせる程の青空
 
 
 
 
 
  

| 出来事 | 10:43 PM | comments (0) | trackback (0) |

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